いまだに 「should をすべき」と訳している現実

生徒さん用の文法理解の参考にと、先日本屋に参考書を探しにいきました。

英語が話せるようになった日本人が増えてきて、たくさん本が出版されてきた現在、

良い参考書もたくさんあるだろうと思っていたので、そういった本もお世話になろうかと思っていました。

おもむろに手に取った1冊目の文法書を手に取って、「助動詞 Should」 が目に入り、

それが「~すべきだ」と訳されていたので、ポイッと棚に戻しました。

2冊目を手に取って、それもたまたま 「Should」 が目に入り、「~すべきだ」と訳されていたので、

ポイッと棚に戻しました。

「まだ should=~すべき なんて訳し方してんのか」を思って

3冊目、4冊目を取っても、全部が「should=~すべき」と訳してあります。

がっかりしました。いまだにそんなことをどうどうと書いている。

特に、中学校英語の参考書なんかは全滅です。

ネイティブが使うShould の感覚は、「~した方がいいよ」です。

確かに「should = ~すべき」という意味で使うときもあるけど、

80パーセントは「~した方がいいよ」って意味で使います。

せめて注釈に「~したほうがいいよ って意味で気軽るに使える感覚も含まれます」とか

補足があればいいですが、そんな本も見当たりません。

・Should I wait at Lawson ?

→ ローソンで待ってたほうがいいかな?

友達どうしの会話で気軽に使えるのが、「should」 です。

英語の習得に一番大事なのは、早い段階から
ネイティブが使う英語の感覚を掴むことです。

他にネイティブ思考の英語の感覚をとしては、

・これあげるよ。

→You can have this . (have には もらう とかそんな感覚のニュアンスがあります)

無理やり英語(日本語を無理やり英語にする事)を繰り返しても、へんちくりんな英語になるし、

そもそもが英語に日本語思考で作る文章の発想がないから、いくら単語・熟語を覚えていっても、

わけわかんない文章を作っちゃう事になります。

その中でも、デイビット・セインさんや、スティーブン・ソレイシーさんが書いている本は

そういった感覚も正しく書かれていて、さすがだなと思います。

私も日本にいながら、しこたま英語に触れてバイリンガルになりました。

ネイティブの感覚を完璧に身に着ける事は永遠の課題ではありますが、

英語学習者さんが、横道にそれないで、真っ直ぐに成長できるように

正しい感覚を伝えられる英語指導者が少しでも増えればよいなと心から願う一日でした。

TOM